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MS_AzureStack

nishi_74322014 edited this page Aug 19, 2026 · 1 revision

Azure Stack

概要

オンプレミスで Azure 環境を実行できるようにするハードウェア ソリューション

補足(なぜオンプレミスで Azure を動かすのか): クラウドに移せない
事情がある場合の受け皿である。典型的には、

  • データの所在に法規制がある(データ主権)、
  • 回線が細い・切れる(工場、船舶、離島、店舗)、
  • 低遅延が必須(製造ラインの制御)、
  • 既存資産の都合でまだ移せない、

といった場面。
「クラウドと同じ API・同じ運用でオンプレミスも扱いたい」という
要求に応えるのが Azure Stack の狙いである。

詳細

ポートフォリオ

Azure Stack HCI

Azure と統合されたハイブリッドな HCI。

Azure Stack Hub

Azure をオンプレミス環境に拡張する。

Azure Stack Edge

IoT Edge コンピューティングのワークロードを実行

補足(3 つの違いを一言で):

製品 何をするものか
Stack HCI オンプレミスの仮想化基盤(Hyper-V + S2D)を Azure から管理する
Stack Hub オンプレミスに Azure 自体(ポータル・ARM・PaaS の一部)を建てる
Stack Edge エッジ向けの専用アプライアンス(AI 推論・データ転送)
【Stack HCI】  自社の VM を動かす。Azure 風の管理が付く
【Stack Hub】  自社の中に「小さな Azure」を建てる。ARM API も動く
【Stack Edge】 Microsoft から借りる箱。現場でデータを処理して送る

誤解されやすいが、Stack HCI は「Azure の PaaS が動く」わけではない
あくまで VM とコンテナの基盤であり、
「オンプレミスで Azure の API を使いたい」なら Stack Hub になる。

補足(最新化): 現在は Azure Local という名称に統合・再編されている
(Azure Stack HCI が中核)。
また Azure Stack Hub は新規販売を終了しており、
「オンプレミスに Azure を建てる」路線よりも、
後述の Azure Arc(既存資産を Azure から管理する)路線が主軸になった。

違い

HCI と Hub

  • Azure と統合されたハイブリッドな HCI。
  • Azure をオンプレミス環境に拡張する。

Stack と Arc

  • オンプレミスで Azure 環境を実行できるようにするハードウェア ソリューション
  • オンプレミス、エッジ、マルチクラウドのリソースを ARM に投影できるようにするソフトウェア ソリューション

補足(この対比が最も重要): 「ハードウェア」と「ソフトウェア」という
原文の対比が、両者の性格をよく表している。

【Azure Stack】 Azure を "持ってくる"
   → 専用ハードウェアが要る。初期投資が大きい
   → オンプレミスでも Azure の機能が動く

【Azure Arc】   Azure から "見に行く"
   → 既存のサーバ・K8s・DB にエージェントを入れるだけ
   → 管理面(RBAC、Policy、Monitor、Defender)だけが Azure に統合される

つまり **Arc は「機能を持ってくる」のではなく「管理を寄せる」**もの。
Azure PolicyAzure Monitor
Defender for Cloud
オンプレミスや AWS/GCP のリソースにも適用できるのが利点で、
Azure Virtual Data Center が説く統制の考え方を
クラウド外まで広げる手段になる。

導入の敷居が圧倒的に低いため、
まず Arc を検討し、それで足りない場合に Stack(Local)
という順序が現在の一般的な進め方である。

参考

microsoft.com

Microsoft Azure

Microsoft Learn


Tags: 移行, インフラストラクチャ, クラウド, Azure, Hyper-V, 仮想化

NetDevInfraWiki

マイクロソフト系技術情報 Wiki
Open 棟梁 Wiki

(未着手)

開発基盤部会 Wiki

移行管理: DONETODO

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