-
Notifications
You must be signed in to change notification settings - Fork 0
MS_AzureBackup
- 戻る
Azure Backup で、様々なサーバーおよびワークロードを保護できる。
-
定期的にバックアップしておくことが重要。
- 設定を変更したところ OS が起動しなくなった。
- 誤って重要なファイルを消してしまった。
- アプリのバグによりデータベースのデータが破損してしまった。
-
主要な Azure Backup の利用形態に以下 3 種類がある。
- VM のバックアップ
- オンプレミスの VM や DB のバックアップ
- ファイルやフォルダのバックアップ
※ 複数の機能(VM復元ポイントなど)が統合された
ソリューション的なもの。
補足(3 兄弟の使い分け): Azureの障害復旧 に並ぶ
3 つの機能は、守る対象と復旧時間が異なる。
VM復元ポイント Azure Backup Azure Site Recovery 目的 作業前の退避(アドホック) 定期バックアップと長期保管 リージョン障害からの事業継続 保管先 同一リージョンのスナップショット リカバリ サービス コンテナー 別リージョンに常時レプリケーション RPO 取得時点 数時間〜1 日 数分 RTO ディスク作成 + VM 再作成 復元処理の時間 フェールオーバーで即時 主な用途 パッチ適用前など 誤削除・データ破損・監査要件 災害対策(DR) バックアップは DR の代わりにならず、DR はバックアップの代わりにならない。
Site Recovery は「壊れたデータもそのまま複製する」ため、
ランサムウェアや誤削除には Backup が必要になる。
バックアップは、リカバリ・サービス・コンテナに取得する。
-
ポータルから簡単に構成・操作できる。
-
VM のディスクをまるごとバックアップ。
-
これ以外の選択肢
- 即時バックアップを行う場合は、
管理ディスクのスナップショット作成機能を使用。
(ただし、VSS は使用しないのでファイル不整合の可能性)
- 即時バックアップを行う場合は、
-
ファイル、フォルダ、システム状態をバックアップ。
(リカバリ・サービス・コンテナに取得) -
これ以外の選択肢
- データ部分のバックアップを行う場合は、
Windows Server のバックアップなどで代替可能。
- データ部分のバックアップを行う場合は、
MARS エージェント + SQL Server のバックアップ。
(リカバリ・サービス・コンテナに取得)
補足(最新化): 現在は **「Azure VM 内の SQL Server のバックアップ」**という
専用のワークロード バックアップがあり、
MARS エージェントではなくワークロード拡張機能で構成する。
ログ バックアップ(15 分間隔)による
ポイントインタイム リストアに対応している点が大きい。
同様に SAP HANA 用のワークロード バックアップも提供されている。
MARS エージェント + 各種バックアップ機構。
(リカバリ・サービス・コンテナに取得)
Azure 管理ディスク(Azureのディスク ストレージ)
...。
...。
MARS エージェント + MABS / SC DPM で
オンプレの VM のバックアップも可能。
-
アプリケーション対応スナップショット (VSS)
-
エージェントがインストールされる
-
取得したバックアップ・データは、MARS で
リカバリ・サービス・コンテナに転送される。
-
-
稼働中にオンラインでバックアップ取得可能(VSS)
-
バックアップ取得は非同期で行われる
即時でのバックアップではない、かなり時間がかかる。 -
Windows にも Linux にも対応
- Windows の場合は、アプリ整合性スナップショットを取得
- Linux の場合は、ファイル整合性スナップショットを取得
-
-
オンプレの VM のバックアップも可能。
-
バックアップ・データを、
リカバリ・サービス・コンテナに取得する部分の実装-
エージェントがインストールされる。
-
閉域構成でもバックアップ取得が可能
(隠し経路を利用しリカバリ・サービス・コンテナに)
-
-
オンプレミスのバックアップを
リカバリ・サービス・コンテナに転送可能。
補足(「隠し経路」について): Azure VM のバックアップは、
VM の NIC を経由せずプラットフォーム内部の経路でコンテナーへ転送される。
このため、アウトバウンドを Azure Firewall で
全面的に絞った閉域構成でも VM バックアップは動作する
(後述の「経路制限は不要」はこの意味)。一方、MARS エージェント(オンプレミスやファイル単位のバックアップ)は
通常のネットワーク経路を使うため、
プロキシ/ファイアウォールの許可が別途必要になる。
現在は Private Endpoint を使って
リカバリ サービス コンテナー自体を閉域化することもできる。
- オンプレの VM のバックアップも可能。
- SC の場合、MABS の代わりに利用。
-
リカバリ・サービス・コンテナのバックアップを、
ステージング・ストレージにロードし、ディスクをリストア(復元)する。 -
ディスクをリストア(復元)したのちに VM をリストア(復元)する。
ディスクを差し替える。
新規に VM を作成、場所は問わない。
ディスクを追加でマウント、セキュリティに注意。
補足: 「ファイルの復元」は、復元用スクリプトを実行して
バックアップ内のディスクを iSCSI で一時マウントする仕組み。
このとき経路(アウトバウンド)が必要になるため、
後述のとおり「ファイルの復元機能では経路開放が必要」となる。
また、マウント中はそのディスクの内容に誰でもアクセスできるため、
作業端末の管理と、作業後の速やかなアンマウントが重要。
-
入力制御(インバウンド)
本機能の入力が、IaaS から見て出力なので、経路制限(特定経路の開放)について。- 最新の VM バックアップでは、明示的な経路制限は不要(自動的)
- オンプレ バックアップでは、明示的な経路制限が必要
-
ハードニング(クライアント or サーバ)
- 透過的暗号化
- リカバリ・サービス・コンテナ内のデータは暗号化されている。
- バックアップのリストア(復元)処理をしない限りはアクセスできない。
- 透過的暗号化
-
出力制御(アウトバウンド)
本機能への出力が、IaaS から見て入力なので、経路開放について。- 入力制御と同様に、明示的な経路開放は不要(自動的)
- ファイルの復元機能では経路開放が必要
バックアップ・データにアクセスできるため、
セキュリティ的に権限付与が重要になる。
-
バックアップ
-
Backup Contributor
バックアップの作成・管理 -
Backup Operator
Contributor から以下の権限を取ったもの- バックアップ削除
- ポリシー作成変更
-
Backup Reader
バックアップの監視を行う
-
-
リストア(復元)
- VM Contributor ロールが必要
- NIC 作成が必要な場合は Network Contributor ロールが必要
補足(ランサムウェア対策): 「バックアップを消されたら終わり」という
リスクに対し、現在は次の機能がある。
機能 内容 論理的な削除(Soft delete) 削除したバックアップを一定期間(既定 14 日)保持し、復旧可能にする 不変コンテナー(Immutable vault) 保持期間の短縮や削除自体を禁止する。有効化後はロックできる 多要素認証(MFA)による重要操作の保護 バックアップの停止・削除に追加認証を要求 原文の Backup Operator による権限分離(削除権限を与えない)と
組み合わせることで、「VDC で最も多い事故」とされる
オペミス・内部不正への備えになる。
- クラウド バックアップ - サービスとしてのオンラインのクラウド バックアップ
https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/backup/
-
Azure Backup とは
https://learn.microsoft.com/ja-jp/azure/backup/backup-overview -
Azure Backup のドキュメント
https://learn.microsoft.com/ja-jp/azure/backup/
Tags: 移行, インフラストラクチャ, クラウド, Azure, バックアップ, 障害対応
このWikiは「Open棟梁Project」,「OSSコンソーシアム 開発基盤部会」によって運営されています。