-
Notifications
You must be signed in to change notification settings - Fork 0
MS_AzureLoadBalancer
サービス名で、以下の 3 層の構成から成る。
Basic と Standard の SKU がある。
Basic IP アドレスに対応
- Standard IP アドレスに対応
- 可用性セットで利用可能。
移行メモ(正誤・最新化): 「可用性セットで利用可能」は Basic でも可能であり、
Standard の本来の差分は次のとおり。
Basic Standard バックエンド 単一の可用性セット / VMSS VNET 内の任意の VM 可用性ゾーン 非対応 対応(ゾーン冗長 / ゾーン指定) 既定のセキュリティ 既定で開放 既定でクローズ(NSG での明示的許可が必要) SLA なし あり 課金 無料 有料 なお Basic SKU は 2025 年 9 月末で提供終了(廃止)とされているため、
新規は Standard を選択すること。
また Basic / Standard の IP アドレス SKU は LB の SKU と一致させる必要がある
(混在できない)点が、移行時の落とし穴になりやすい。
以下の両方に対応
- 内部用
- Web Server → AP Server
- 外部用(パブリック IP アドレスとセット)
- Internet → Web Server
以下の 3 階層を経てロードバランシングを行う。
- L3 でのトラフィック分散
- パケットレベルで分散
- L4 でのトラフィック分散
- 本サービスの本体
- 適切な VM にトラフィックが届くようにする。
- VM や上のアプリのヘルスチェックもここで行う。
補足: 「Ananta」は Azure のソフトウェア ロードバランサの研究名称
(Microsoft Research の論文 "Ananta: Cloud Scale Load Balancing")に由来する。
本ページの 3 層モデルはその内部アーキテクチャの説明であり、
利用者が直接触る概念ではない。ただし
**「LB は物理装置ではなく分散ソフトウェアである」**という理解は、
後述の「LB の IP を NSG の宛先に書けない」といった
Azure 固有の挙動を納得するうえで重要である。
VFP の中にロジックとして実装されている。
- VM から物理層にパケットが送られる際に
- VFP によってパケット・フィルタ処理が行われ、
- これにより適切なホスト・マシンに転送される(NLB 的)。
補足(実務上の帰結): この実装のため、
ロードバランサのフロントエンド IP 宛の通信は、
NSG の評価時点では既に「宛先=バックエンド VM の IP」に書き換わっている。
したがって NSG のルールに
LB のフロントエンド IP を宛先として書いても機能しない。
詳細は Network Security Group (NSG) を参照。また、同じ理由でバックエンド VM 同士が LB 経由で自分自身を呼ぶ
(ヘアピン / ループバック)構成は既定では動作しない。
- Load Balancer
https://learn.microsoft.com/ja-jp/azure/load-balancer/
Tags: 移行, インフラストラクチャ, クラウド, Azure, 通信技術
このWikiは「Open棟梁Project」,「OSSコンソーシアム 開発基盤部会」によって運営されています。