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MS_AzureLoadBalancer

nishi_74322014 edited this page Aug 19, 2026 · 1 revision

Azure Load Balancer

概要

サービス名で、以下の 3 層の構成から成る。

詳細

SKU

Basic と Standard の SKU がある。

Basic

Basic IP アドレスに対応

Standard

  • Standard IP アドレスに対応
  • 可用性セットで利用可能。

移行メモ(正誤・最新化): 「可用性セットで利用可能」は Basic でも可能であり、
Standard の本来の差分は次のとおり。

Basic Standard
バックエンド 単一の可用性セット / VMSS VNET 内の任意の VM
可用性ゾーン 非対応 対応(ゾーン冗長 / ゾーン指定)
既定のセキュリティ 既定で開放 既定でクローズ(NSG での明示的許可が必要)
SLA なし あり
課金 無料 有料

なお Basic SKU は 2025 年 9 月末で提供終了(廃止)とされているため、
新規は Standard を選択すること。
また Basic / Standard の IP アドレス SKU は LB の SKU と一致させる必要がある
(混在できない)点が、移行時の落とし穴になりやすい。

Internal or External

以下の両方に対応

ILB (Internal Load Balancer)

  • 内部用
  • Web Server → AP Server

ELB (External Load Balancer)

  • 外部用(パブリック IP アドレスとセット)
  • Internet → Web Server

構成

以下の 3 階層を経てロードバランシングを行う。

ルーター

  • L3 でのトラフィック分散
  • パケットレベルで分散

ロードバランサ

  • L4 でのトラフィック分散
  • 本サービスの本体

ホストエージェント(Ananta Manager)

  • 適切な VM にトラフィックが届くようにする。
  • VM や上のアプリのヘルスチェックもここで行う。

補足: 「Ananta」は Azure のソフトウェア ロードバランサの研究名称
(Microsoft Research の論文 "Ananta: Cloud Scale Load Balancing")に由来する。
本ページの 3 層モデルはその内部アーキテクチャの説明であり、
利用者が直接触る概念ではない。ただし
**「LB は物理装置ではなく分散ソフトウェアである」**という理解は、
後述の「LB の IP を NSG の宛先に書けない」といった
Azure 固有の挙動を納得するうえで重要である。

LB や NSG は物理的には存在していない。

VFP の中にロジックとして実装されている。

  • VM から物理層にパケットが送られる際に
  • VFP によってパケット・フィルタ処理が行われ、
  • これにより適切なホスト・マシンに転送される(NLB 的)。

補足(実務上の帰結): この実装のため、
ロードバランサのフロントエンド IP 宛の通信は、
NSG の評価時点では既に「宛先=バックエンド VM の IP」に書き換わっている

したがって NSG のルールに
LB のフロントエンド IP を宛先として書いても機能しない。
詳細は Network Security Group (NSG) を参照。

また、同じ理由でバックエンド VM 同士が LB 経由で自分自身を呼ぶ
(ヘアピン / ループバック)構成は既定では動作しない。

参考

Microsoft Learn


Tags: 移行, インフラストラクチャ, クラウド, Azure, 通信技術

NetDevInfraWiki

マイクロソフト系技術情報 Wiki
Open 棟梁 Wiki

(未着手)

開発基盤部会 Wiki

移行管理: DONETODO

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