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MS_AzureProxy

nishi_74322014 edited this page Aug 19, 2026 · 1 revision

Azureのプロキシ的なモノ。

概要

  • アウトバウンドをコントロールする系
  • インバウンドをコントロールする系はコチラ

補足(インバウンドとアウトバウンドを分けて考える): この 2 ページの
分け方は、クラウドのネットワーク設計を理解するうえで有効である。

【インバウンド(外 → 中)】 …「誰に見せるか」
  Front Door / Application Gateway / Load Balancer / NSG
  → AzureのGW / LB的なモノ。

【アウトバウンド(中 → 外)】…「どこへ出て良いか」
  Azure Firewall / NAT Gateway / Private Endpoint / Service Endpoint / NSG
  → 本ページ

オンプレミスでは「外から入れない」ことに注意が向きがちだが、
クラウドではアウトバウンドの制御が同等に重要である。理由は、

理由 内容
データ持ち出しの防止 侵害された VM が外部へデータを送るのを止める
マルウェアの C2 通信の遮断 感染後の被害拡大を防ぐ
依存先の明確化 「このシステムはどこと通信するのか」を棚卸しできる
SNAT ポート枯渇の回避 出口を設計しないと同時接続数の上限に当たる

最後の点は特に見落とされやすい。
既定のアウトバウンド経路(既定の送信アクセス)は
SNAT ポート数が限られており
大量の外部接続を行うと枯渇して接続できなくなる
Azureのアウトバウンド設計)。

詳細

選択肢

≒プロキシ(串)

≒フィルタリング

Azure の Endpoint が対象。

Azure の PaaS や SaaS が対象。

補足(この 4 つは「排他」ではなく「役割が違う」): 並列に並んでいるが、
実際には同時に使うものである。

手段 何をするか 通信の行き先
NSG 5-tuple(IP / ポート / プロトコル)でフィルタ 変わらない
Azure Firewall FQDN やアプリケーション層でフィルタ、ログ記録 Firewall を経由(串)
Service Endpoint PaaS への経路をAzure のバックボーン内に閉じる 変わらない(IP はパブリックのまま)
Private Endpoint PaaS にVNET 内のプライベート IP を割り当てる プライベート IP に変わる

特に Service Endpoint と Private Endpoint の違いが分かりにくいので
整理しておく。

【Service Endpoint】
  VM(10.0.1.4) ──[Azure バックボーン]──→ ストレージ(20.x.x.x)
                送信元が VNET だと分かるので、ストレージ側で
                「この VNET からのみ許可」と設定できる
                ※ 宛先はパブリック IP のまま

【Private Endpoint】
  VM(10.0.1.4) ──[VNET 内]──→ ストレージ用の NIC(10.0.2.5)
                宛先が VNET 内のプライベート IP になる
                ※ オンプレからも VPN/ER 経由で到達できる
Service Endpoint Private Endpoint
費用 無料 有料(時間課金+データ処理量)
オンプレから使えるか 使えない 使える
データ持ち出しの防止 不十分(他テナントの同種リソースにも到達できる) できる(特定リソースのみ)
DNS の設定 不要 必要AzureのDNS
現在の推奨 こちら

Microsoft の現在の推奨は Private Endpoint であり、
Service Endpoint は「無料で手軽」という位置付けに留まる。

比較

IPアドレスで制限

IP アドレスで制限するような場合は、
Azure Private Endpointの方が楽
(ただし、Azure の Endpoint だけが対象)。

FQDNで制限

FQDN で制限するような場合は、
Azure Firewallしか選択肢が無い。

補足(「FQDN で制限」が必要になる場面): この一行は
閉域構成の設計で必ず突き当たる問題を指している。

NSG は IP アドレスでしか制御できない(サービス タグを除く)。
しかし、実際に許可したい相手は

  • *.ubuntu.com(apt のリポジトリ)
  • *.docker.io(コンテナ イメージ)
  • *.microsoft.com(Windows Update)
  • *.nuget.org / registry.npmjs.org(パッケージ)

のように FQDN でしか特定できず、IP は変動する
(CDN 配信のため)。

したがって、

要件 手段
Azure の PaaS だけに出したい Private Endpoint(IP が固定される)
特定の FQDN にだけ出したい Azure Firewall(アプリケーション規則)またはプロキシ
全部止めたい NSG(既定の送信規則を Deny)

という整理になる。
本文の「Azure Firewall しか選択肢が無い」は
Azure のマネージド サービスの範囲ではという意味であり、
実際には**サードパーティの NVA(ネットワーク仮想アプライアンス)**や
Squid 等の自前プロキシも選択肢になる(運用負荷は増える)。

なお、Azure Firewall は単価が高い
Azureの課金の「Gateway 系」)。
検証環境で作ったまま放置すると高額請求の原因になる。

参考

...


Tags: 移行, インフラストラクチャ, クラウド, Azure, セキュリティ, 通信技術

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Open 棟梁 Wiki

(未着手)

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移行管理: DONETODO

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