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MS_AzureProxy
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補足(インバウンドとアウトバウンドを分けて考える): この 2 ページの
分け方は、クラウドのネットワーク設計を理解するうえで有効である。【インバウンド(外 → 中)】 …「誰に見せるか」 Front Door / Application Gateway / Load Balancer / NSG → AzureのGW / LB的なモノ。 【アウトバウンド(中 → 外)】…「どこへ出て良いか」 Azure Firewall / NAT Gateway / Private Endpoint / Service Endpoint / NSG → 本ページオンプレミスでは「外から入れない」ことに注意が向きがちだが、
クラウドではアウトバウンドの制御が同等に重要である。理由は、
理由 内容 データ持ち出しの防止 侵害された VM が外部へデータを送るのを止める マルウェアの C2 通信の遮断 感染後の被害拡大を防ぐ 依存先の明確化 「このシステムはどこと通信するのか」を棚卸しできる SNAT ポート枯渇の回避 出口を設計しないと同時接続数の上限に当たる 最後の点は特に見落とされやすい。
既定のアウトバウンド経路(既定の送信アクセス)は
SNAT ポート数が限られており、
大量の外部接続を行うと枯渇して接続できなくなる
(Azureのアウトバウンド設計)。
≒プロキシ(串)
≒フィルタリング
Azure の Endpoint が対象。
Azure の PaaS や SaaS が対象。
補足(この 4 つは「排他」ではなく「役割が違う」): 並列に並んでいるが、
実際には同時に使うものである。
手段 何をするか 通信の行き先 NSG 5-tuple(IP / ポート / プロトコル)でフィルタ 変わらない Azure Firewall FQDN やアプリケーション層でフィルタ、ログ記録 Firewall を経由(串) Service Endpoint PaaS への経路をAzure のバックボーン内に閉じる 変わらない(IP はパブリックのまま) Private Endpoint PaaS にVNET 内のプライベート IP を割り当てる プライベート IP に変わる 特に Service Endpoint と Private Endpoint の違いが分かりにくいので
整理しておく。【Service Endpoint】 VM(10.0.1.4) ──[Azure バックボーン]──→ ストレージ(20.x.x.x) 送信元が VNET だと分かるので、ストレージ側で 「この VNET からのみ許可」と設定できる ※ 宛先はパブリック IP のまま 【Private Endpoint】 VM(10.0.1.4) ──[VNET 内]──→ ストレージ用の NIC(10.0.2.5) 宛先が VNET 内のプライベート IP になる ※ オンプレからも VPN/ER 経由で到達できる
Service Endpoint Private Endpoint 費用 無料 有料(時間課金+データ処理量) オンプレから使えるか 使えない 使える データ持ち出しの防止 不十分(他テナントの同種リソースにも到達できる) できる(特定リソースのみ) DNS の設定 不要 必要(AzureのDNS) 現在の推奨 - こちら Microsoft の現在の推奨は Private Endpoint であり、
Service Endpoint は「無料で手軽」という位置付けに留まる。
IP アドレスで制限するような場合は、
Azure Private Endpointの方が楽
(ただし、Azure の Endpoint だけが対象)。
FQDN で制限するような場合は、
Azure Firewallしか選択肢が無い。
補足(「FQDN で制限」が必要になる場面): この一行は
閉域構成の設計で必ず突き当たる問題を指している。NSG は IP アドレスでしか制御できない(サービス タグを除く)。
しかし、実際に許可したい相手は
*.ubuntu.com(apt のリポジトリ)*.docker.io(コンテナ イメージ)*.microsoft.com(Windows Update)*.nuget.org/registry.npmjs.org(パッケージ)のように FQDN でしか特定できず、IP は変動する
(CDN 配信のため)。したがって、
要件 手段 Azure の PaaS だけに出したい Private Endpoint(IP が固定される) 特定の FQDN にだけ出したい Azure Firewall(アプリケーション規則)またはプロキシ 全部止めたい NSG(既定の送信規則を Deny) という整理になる。
本文の「Azure Firewall しか選択肢が無い」は
Azure のマネージド サービスの範囲ではという意味であり、
実際には**サードパーティの NVA(ネットワーク仮想アプライアンス)**や
Squid 等の自前プロキシも選択肢になる(運用負荷は増える)。なお、Azure Firewall は単価が高い
(Azureの課金の「Gateway 系」)。
検証環境で作ったまま放置すると高額請求の原因になる。
...
Tags: 移行, インフラストラクチャ, クラウド, Azure, セキュリティ, 通信技術
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